母が旅立ってひと月が経ち、自分の心も少しずつ立ち直り始めた。

悲しみが完全に癒えたわけではないけれど、入院中、面会に行った帰りに気付かれないように大泣きを何度も繰り返した分、涙を流す事は無くなって来た。四十九日が終わるまでは神社への初詣は避けるべきで、お寺への初詣はOKと言う事で1月10日に今まで住んでいた隣りの市にあるお寺へお詣りして来た。埼玉県内の中では比較的、歴史のあるお寺なようでその日はだるま市が開催されていたので、母の供養で手を合せたいと言う思いもあり足を運んだ。

実質的な四十九日は2月4日。2月2日の火曜日に夫が休みだったのでその日に納骨をする予定だ。長女が12月の始めにこんな夢を見たそうだ。祖母ちゃんが3~4歳のおかっぱ頭の女の子と遊んでいる夢を見たんだよね・・・と。まさにそれは他界した次女の姿と重なっていた。恐らく迎えに来てくれたのではないだろうか。入院中、最期の時が近付いていた時に母は自分のベットの枕と同じ高さの所をじっと見つめていた。次女の背の高さがその位だったろうから・・・。

今はまだ私たちの住み始めた家に母と次女がいてくれている気がする。いろいろな事があった母だった。私も母に対しては複雑な思いが重なっていて距離を取りたい気持ちに苦しんで来たが今はそれも昇華されて来て母の死に対して素直に涙が出るようになっている。母にしかわからない苦しみもあったんだろう。辛く悲しい気持ち。許せなかった気持ち。それが完全に許せなくても忘れる事は出来なくてもその思いを考えない時間を長くして行けばそれで良いんじゃないかと思う。

お母さん、産んで育ててくれてありがとう・・・。